交通事故に関する自動車保険について~宇治市、城陽市、久御山町~
2017年03月16日
宇治市で交通事故治療を行っております、のぞみ鍼灸整骨院です。
3月も中旬となってきました。宇治では冷たい風がまだ吹くことがありますね。
さて、今回は自動車保険のしくみについて書かせていただきます。
ひとえに自動車保険といっても、意外と保険会社や代理店に任せてその内容をしっかり理解していなかったり、実際に適用されるしくみを知らなかったりします。
しくみさえ理解しておけば、もしものときに役立ちますので、知識を味方につけておきましょう。
まず、自動車保険には車の持ち主が必ず加入しなければならない自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と、各保険会社が販売しており、加入するかどうかは自由な任意加入の自動車保険があります。
自賠責保険(人身事故のみ)
自動車損害賠償保障法に基づいて、あくまで人身事故の被害者を救済するために作られました。被害者の最低限の補償を確保する保険で、物損事故には対応していません。示談成立前の仮渡金などの制度もあります。強制保険なので、未加入で運転すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられます。
任意保険
人身事故から物損事故まで、契約の内容に応じて様々な補償をします。ほとんどの場合は、示談交渉時点では示談代行を行います。訴訟に至っては加害者の代理人として弁護士を選び対応します。交通事故で相手が死亡したり重い障害が残ったときなど、多額の賠償責任がでたときに、自賠責保険で賠償しきれない部分を補償することができます。
交通事故の賠償金額は、次のような順で支払われます。
1.自賠責保険から支払われる
2.自賠責で不足する部分を、任意保険から(契約に応じて)支払われる
3.自賠責保険+任意保険でも補えきれない部分は、加害者の自己負担となる
また、保険金は、示談が成立して加害者が被害者に賠償金を支払った後、加害者が保険会社に請求するのが原則です。
→加害者請求(保険金は加害者の損害賠償を補填するもの)
しかし、示談交渉がまとまらず、賠償金をなかなか受け取れない、怪我の治療費など支出が増えて困る、などといった場合には被害者からの請求も認められています。
→被害者請求
もしも交通事故にあったときには、このような知識を知っておくだけでも、手続きの処理がスムーズになることもあります。
もしわからないことやご相談があれば、当院までご連絡ください。
交通事故に関する知識をもったスタッフが揃っっておりますので、何かお役に立てればと思います。
のぞみ鍼灸整骨院 伊勢田院
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