交通事故と自律神経の関係~宇治市、城陽市、久御山町~
2016年10月13日
交通事故によって起こったむちうち症の症状のなかでも、意外に多いのが自律神経の異常です。
自律神経は、交感神経と副交感神経の二つがあり、それぞれが相互作用しながら心臓を規則正しく鼓動させたり、胃や腸、肝臓、腎臓、肺などの内臓の働きが正常に行われるようにコントロールしています。いわば、自律神経とは体の状態を正常に保つために備えられた自動制御装置です。
その制御装置に異常をきたすと、自律神経失調症となってしまいます。交通事故でむちうち症にはいくつかの型があり、なかには自律神経失調症と同じ症状を引き起こす「バレリュー症候群型」というものもあります。
自律神経の失調とは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れた結果おこる症状をいいます。
その症状は身体的な症状と精神的な症状に分けられます。
身体的な症状は、めまい・ふらつき、偏頭痛、疲れやすい、体のダルさ、耳鳴り、ひどい肩こり、顔のほてり、手足の冷え、不眠症、便秘・下痢などが主にあります。
精神的な症状は、イライラ、憂うつ感、不安、焦燥感(あせり)、集中力の低下、記憶力の低下、好奇心が無くなる、無気力になる、などがあります。
交通事故でむちうち症が、これだけの症状に関連することが考えると少し驚きますが、それだけ人間の首の骨は繊細で大切なところなのです。逆にいうと、首の骨が良くなると、以上のような症状も改善が見られるということです。
自律神経はその他の神経と同様に脊髄から出ています。つまり、脊髄が通る背骨にゆがみやズレがあると、通り道が狭くなって自律神経が圧迫されてしまいます。したがって、交通事故でむちうち症では自律神経失調症と同じような症状が起こるのです。
また、交通事故を起こすと不安や恐れに陥りやすくなり、交感神経が優位になりがちです。背骨の根本的な原因もありますが、精神的な不安や恐れも痛みや症状の原因のひとつとなることもあります。
したがって、交通事故でむちうち症でお悩みの患者様には、背骨を根本的な原因からアプローチする矯正治療と、自律神経を整えるために必要な生活のご指導やご相談もさせていただいております。
根本的な原因をつきつめれば、必ず治ります。
のぞみ鍼灸整骨院では、交通事故による不安や心配事によりそってサポートさせていただくために、根本を治療させていただく技術とともに、交通事故に関する豊富な知識を持ったスタッフが揃っております。
交通事故によるむちうち症でお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽に当院までご相談ください。
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