交通事故による股関節の痛み のぞみ鍼灸整骨院、のぞみ整骨院、久御山、城陽、田辺、宇治
2015年01月30日
交通事故による怪我はムチ打ちや捻挫が一般的ですが、股関節や膝の怪我もあります。
事故にあった衝撃でダッシュボードに膝を打ち付けておこるので「ダッシュボード損傷」といわれます。
運転席や助手席で、膝を90°に曲げた状態のままダッシュボードに膝を強く打ちつけ、脛骨が90°曲がったまま後方に押しやられると、膝関節や股関節がロックした状態になるので膝~骨盤に強い衝撃が入ってしまい、様々な症状を合併しておこります。
ダッシュボード損傷には次のような症状があります。
○前・後十字靭帯損傷
膝の中にあり、安定性を保つ靭帯です。自動二輪による事故で多くみられ、ほとんどが断裂し、関節内は大量出血によりパンパンに腫れあがります。
○大腿骨骨折
太ももの骨です。折れる部位により治りが異なります。特に大腿骨頚部内側骨折は治療が難しく壊死してしまうことが多くあります。
○膝蓋骨骨折
膝のお皿です。適切に治療されていればほとんど後遺症にはなりません。
○股関節後方脱臼
脱臼により、異常に内側へ曲がり、押し上げられたことにより短く見えます。24時間以内に整復しないと高確率で壊死します。
○半月障害(半月版損傷)
膝の中でクッションの役割をしています。徒手検査もありますが、レントゲンには写らないためMRI検査となります。ロッキングやグキグキといった音が鳴ります。
股関節だけでなく、複合的に下肢の損傷が発生します。当院では、病院での治療後のリハビリや術後の筋緊張による痛みの緩和の治療を行っております。怪我や手術をしたところは事故前より痛みやすくなっています。元通りの体に近づける為にも早期受診早期治療を心掛けていきましょう。
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